新人検査技師が看護師さんと関わるときに意識していること

こんにちは、臨床検査技師のもちです!

病院で働いていると、検査技師だけで仕事が完結することはほとんどありません。

医師、看護師、リハビリスタッフ、事務スタッフなど、いろいろな職種の方と関わりながら仕事をしています。

その中でも、検査技師が関わることの多い職種のひとつが、看護師さんです。

新人の頃の私は、他部署のスタッフと話すとき、

「失礼がないようにしなきゃ」
「変なことを言わないようにしなきゃ」

という気持ちばかりが先行して、表情も話し方もガチガチでした。

でも、ある出来事をきっかけに、

感じよく接することも、仕事の一部なんだ

と思うようになりました。

今回は、私が看護師さんと関わるときに意識していることをお話しします。

看護師さんとの関係で大切なのは「笑顔」

私が看護師さんと関わるうえで大切にしていること。

それは、できるだけ笑顔で接することです。

こう書くと、

「仕事ができていれば、愛想はそこまで必要ないんじゃない?」
「仕事ができない新人が、ただニコニコしていても意味ないんじゃない?」

と思う方もいるかもしれません。

たしかに、知識や技術が大切なのは大前提です。

  • 正確に検査をすること。
  • 必要な情報をきちんと伝えること。
  • 患者さんに安全に検査を受けてもらうこと。

これは、検査技師として欠かせません。

でも私は、それでも特に経験が浅いうちは、笑顔で感じよく接することを大事にしてほしいと思っています。

なぜなら、新人は仕事ができなくて当たり前だからです

最初から全部できる人なんていません。
わからないことがあるのも、確認が必要なのも、自然なことです。

ただ、他部署の人からすると、こちらが緊張しているだけでも、

「なんだか話しかけにくい人だな」
「ちょっと愛想が悪いのかな」

と思われてしまうことがあります。

自分では丁寧にしているつもりでも、緊張しすぎると、表情が硬く見えてしまうんですよね。

だからこそ、私は新人さんには、

150%くらいの笑顔でちょうどいい。
文末にビックリマーク4つトッピングしちゃおう。

と思っています。

お礼は全力で伝えていい

たとえば、朝の採血で凝集があり、再採血をお願いすることがあります。

忙しい中、再採血をして持ってきてくれた看護師さんには、

「ありがとうございます!!!!」

と、できるだけ明るく伝えます。

ビックリマークはちゃんと4個です!!!!

もちろん、本当に声に出して叫ぶ必要はありません(笑)
でも、そのくらいの気持ちで感謝を伝えるのは大事だと思っています。

また、患者さんのベッドサイドで心電図検査をするとき。

バイタル測定をしていた看護師さんが、

「心電図先にどうぞ!」

と、手早く場所を譲ってくれることがあります。

そんなときも、

「ありがとうございます、助かります!!!!」

と伝えるようにしています。

看護師さんも、患者対応や処置で忙しい中、検査に協力してくださっています。

だからこそ、協力してもらったときのお礼は、しっかり言葉にしたいなと思っています。

こういう小さな積み重ねが、他部署との関係を少しずつ良くしてくれるのだと思います。

新人の頃は表情が硬くなりがち

新人の頃は、ただでさえ緊張しています。

そのうえ、ベテランの看護師さんや、あまり話したことがない他部署の方と関わると、

「失礼がないようにしなきゃ」
「変なことを言わないようにしなきゃ」
「何か聞かれても、新人の私には答えられないから聞かないで……」

と考えすぎてしまうことがあります。

私もそうでした。

丁寧に対応しようとしているだけなのに、気づいたら表情がガチガチ。
声も小さくなって、余計に話しかけにくい雰囲気になっていたと思います。

もちろん、丁寧に対応しようとすることは大切です。

でも、緊張しすぎると、自分が思っている以上に表情が硬くなります。

笑顔でお礼を言えるだけでも、相手に与える印象はかなり変わります。

「感じがいいな」
「話しかけやすいな」

そう思ってもらえるだけで、仕事のしやすさは変わってくると思います。

忘れられない看護師さんの一言

以前、私の身近にいた検査技師の先輩で、とても優しくて仕事も丁寧な方がいました。

検査技師内では話しやすく、後輩にも優しい先輩でした。

ただ、人見知りが強く、他部署のスタッフとのやり取りは必要最低限になりがちでした。

私がオンコールに入るようになった頃、病棟の看護師さんにこんなことを言われたことがあります。

「今日はもちさんがオンコール?話しやすいから助かる。」

そのあとに、

「前に来ていた方だと、ちょっと気疲れすることがあってね。」

と言われました。

その言葉を聞いたとき、私はかなり衝撃を受けました。

その先輩は、決して悪い対応をしていたわけではありません。
むしろ、検査技師としては優しくて丁寧な方でした。

それでも、

話しかけやすさだけで、こんなにも印象が変わるんだ

と感じた出来事でした。

「仕事ができる」だけでは足りないのかもしれない

もちろん、知識や技術はとても大切です。

正確に検査をすること。
必要な情報をきちんと伝えること。
患者さんに安全に検査を受けてもらうこと。

これは検査技師として欠かせません。

でも、病院で働く以上、仕事は一人では完結しません。

看護師さんに採血をお願いすることもあります。
病棟で患者さんの状態を確認することもあります。
検査のタイミングを相談することもあります。

そんなとき

  • 話しかけやすい
  • 感謝を伝えられる
  • 表情がやわらかい
  • 依頼するときに一言添えられる

こういう小さなことが、実はとても大切なのだと思います。

感じよく接することは、ただの愛想ではありません。

チームで仕事を進めるための、大切なスキルのひとつだと思います。

私が意識していること

私が看護師さんと関わるときに意識していることは、難しいことではありません。

  • お願いするときは、偉そうにせず丁寧に依頼する
  • 協力してもらったら、必ずお礼を言う
  • できるだけ笑顔で話す
  • 忙しそうなときは一言添える
  • こちらの都合だけを押しつけない

これだけです。

たとえば、

「お忙しいところすみません」
「助かりました、ありがとうございます」
「今、お時間大丈夫ですか?」
「確認してからお返事しますね」

こういった一言があるだけでも、印象は変わります。

特別なコミュニケーション能力がなくても大丈夫です。

まずは、笑顔でお礼を言うこと。

それだけでも、十分に大きな一歩だと思います。

まとめ

知識や技術を磨くことはもちろん大切です。

でも、病院はチームで働く場所です。

私が看護師さんと関わるときに大切だと思っているのは、

  • 笑顔で接すること
  • 感謝を言葉にすること
  • 話しかけやすい雰囲気をつくること
  • 相手の忙しさを想像すること
  • 「一緒に働く相手」として接すること

です。

感じよく接することも、立派なスキルです。

新人の頃は、どうしても緊張して表情が硬くなりがちです。

でも、自分が思っているより少しだけ明るく。
少しだけ笑顔で。
少しだけ丁寧に。

それだけで、他部署との関係は少しずつ変わっていくと思います。

「ありがとうございます!!!!」

まずは、この一言からで大丈夫です。

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